Aragorn
アラゴルン
北の野伏の族長にして、北方王国最後の末裔。
幼い頃に父を殺され
、母とともに裂け谷のエルロンドの庇護を受けて
エルフに守られて健やかな青春時代を送りますが、
成人したときに自分の本当の名前と身分、そして恋を知り、
裂け谷を後に武者修行の旅に出ます。
ビルボやガンダルフの友でもあり、
名前を隠して色々な場所で
活動していた経歴をもつ放浪の戦士です。
指輪をサウロンの手から
奪いながらもその誘惑に打ち勝つ
ことが出来なかった古代の王の血筋が
自分に流れていることに
常に悩み、再び見出された指輪とそれを巡る戦いを
集結させる責任を自分に感じているようです。
エルロンドの娘アルウェンとは相思相愛ですが、
エルフと人間の恋の行方には悲しみが待っていることを
お互いが知っています。
また、ヌメノールの血筋の為外見よりも歳をとっており、
本当の彼はボロミアの父デネソールのひとつ年下です。

映画と原作
原作と一番印象の違うキャラクターの一人でしょう。
映画のアラゴルンには北の野伏の族長という設定がなく、
孤高の戦士として描かれます。
また自分が人間の王となることについて迷う描写が多く、
自分に対して常に問いかけながら、迷いながら進んでいく
人間らしさがいたるところに見えるところが
一番の違いといえます。
アルウェンとの愛も、
原作よりもクローズアップした形で描かれている
のが特徴ともなりました。

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